大阪府の吉村知事がツイッターで「歯科医院でクラスターが出ない」とつぶやき話題となっています。

　吉村知事は「大阪には5500もの歯科医院があるが、クラスター発生はゼロ。感染対策のたまものと思うが、何かある」と語っています。

　医科ではクラスターが頻繁に起こるのに対して、歯科では出ていない。これは、歯科と医科では、圧倒的に、手を洗う回数が違うというのがあると考えます。
　歯科では、少しでも違うものに触れた場合、すぐに手洗いを行います。また診療の合間でも、手洗いを行います。清潔、不清潔の観念が、非常に強いです。
　口腔内を触るからこそ、そこから他へ感染しないようにというのは、コロナ以前から徹底して行なわれていました。医科が疎かと言っているわけではありませんが、歯科医院ではこのようなことが、平時から当たり前に行われてきた背景あり、さらにコロナも加わり一層、感染対策が功を奏しているのではないかと考えています。